Net RiderZ

２月２２日・伊丹市車椅子バスケットボール親善試合

熱く燃えたあの１日（執筆：波多利郎）

　２月４日に栄子さんからの「大変です～～！」のメールが舞い込んだ。何事か？と眠い目をこすりながら読んでみて、いっぺんに目が覚めた！　２月22日に伊丹で試合!?練習を開始して間もない NETRIDERZのメンバーは誰もが驚きを隠せなかった。もちろんMo-jahもその１人・・「まあ、エキジビションと思って頑張ろかあ～」力なく振り上げる拳が情けない。　それから数回の練習日を経て不安と期待で頭がウニ状態で会場の伊丹スポーツセンターに乗り込んだ。 ←チームの心配をよそに初乗りにハシャぐJUN-BOH

　会場に着き、本大会の世話役＆伊丹スーパーフェニックスのキャプテンの吉野さんに案内されてコートをのぞいて見た。弾むボール、軋む車椅子、そしてスピード。すべてが格上の風景であった。　チームのメンバーの顔から笑顔が消えた。「こんな人達と試合するの～？」「す、助っ人おるからなんとかなるんとちゃう？」ふと目を向けるとMo-jahが大会役員に挨拶してる。「ああ・もう帰れんわ・・・（＾＾；）」　しかし、その数時間後のNETRIDERZの善戦ぶりを誰が予想したであろうか？・・・大阪市選抜チームの試合前、余裕のよっちゃんの Mo-jahと左からNETRIDERZマネージャーの藤本さん荻野さん、大阪市国体チームコーチの今村さん→

　10:00開始の大阪市VS尼崎の試合を観戦。善戦空しく敗退しメンバーの不安は最高潮！　11:30からの対戦相手は吉野さんをキャプテンに擁する地元伊丹スーパーフェニックス。「お！メンバーに外人おるで」「あんなん反則ちゃうの？」親友のゴンザレス(誰や？それ)がおったら良かったと思いつつ、３人の助っ人とMo-jah、安原さんで試合開始！最初は相手のスピードについて行くのがやっとであったが、効率よくメンバー交代を重ね、傍らで応援していただいた野崎先生が審判の気づかないファールを的確に指摘しはじめて伊丹チームの機動力に陰りが見えた。ここぞチャンス！とNETRIDERZの猛反撃。　スタッフと控え選手の歓声と罵声が飛び交う中、全後半30分の試合が終わった。なんと12－14の惜敗。次の試合への確かな手応えを感じた瞬間であった。

　お昼のお弁当も早々に午後からの敗者戦へ。「負けたけどたった１ゴール差やん」「午後の試合相手はどこやろ？大阪市の助っ人いてはるけど、ぼくらも頑張ろな！」そこに大阪市チームのマネージャーの荻野さん・・「あの～午後からの敗者戦の相手、大阪市チームになったんです・・」「え゛・・・」奈落の谷に突き落とされたライオンの子供の気持ち・・しかし会場に来ていた菅居さん達が急きょ助っ人で参加してくれてほとんどNETRIDERZメンバーで試合に臨みました。

　しかし、天は我らを見放さず・・なんとMo-jahが当日、現地でゲットした佐伯君(中１)が大活躍！！さらに広澤さんも絶好調！！練君、好ディフェンス！！パタリロ大声で相手を撹乱！！　さらに遅れて登場の高橋先生が老体にムチ打っての熱血プレーに最初は１ゴール出来れば・・との弱気も吹っ飛びみるみる点差を詰めてあと１ゴール半に迫ったその時に無情にも試合終了のホイッスル・・・

　得点は25－22。いつも長居や舞州で好プレーを見せつけられている大阪市チームを相手に公式戦２試合目のNETRIDERZのメンバーが車椅子を降りた。　課題が残った。パスワークをもっと練習しないと・・闘志が芽生えた。もっと巧くなりたい・・・メンバーの顔は汗と笑顔でクシャクシャだった。一時はどうなる事かと心配した表情の微塵もなかった。中には「次はどこの試合？」とうそぶく人もいる始末。　Mo-jahは当日取材に来ていたケーブルテレビの取材に熱い思いを語り、閉会式で成績発表、トロフィー授与そして各チームの活躍選手表彰でやはりMo-jahが選ばれ「第12回伊丹親善車いすバスケットボール大会」が無事に幕を閉じた。

　とまあ、怒涛のNETRIDERZの１日が終わろうとしている。誰もが想像しなかったであろう・・こんなに早く公式試合をやろうとは？・・こんなに障害者・健常者が一緒になって行なうスポーツが面白いなんて・・　色々な人達に助けていただいた。自分達の練習時間を割いて面倒を見てくれた大阪市チームの皆さん。車椅子の調達などのお世話をしていただいたアクセスの方々、高橋先生、野崎先生、マネージャーの藤本さん荻野さん、大阪市国体チームコーチの今村さんそしてチームの気運を引っ張るMo-jahさんをしっかりサポートしてくれた栄子さん、恵美子さんの事もお忘れなく！（＾－＾）これにてNETRIDERZ奮戦記　一巻のおわり　（patariro）

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	２月４日に栄子さんからの「大変です～～！」のメールが舞い込んだ。何事か？と眠い目をこすりながら読んでみて、いっぺんに目が覚めた！　２月22日に伊丹で試合!?練習を開始して間もない NETRIDERZのメンバーは誰もが驚きを隠せなかった。もちろんMo-jahもその１人・・「まあ、エキジビションと思って頑張ろかあ～」力なく振り上げる拳が情けない。　それから数回の練習日を経て不安と期待で頭がウニ状態で会場の伊丹スポーツセンターに乗り込んだ。 ←チームの心配をよそに初乗りにハシャぐJUN-BOH
会場に着き、本大会の世話役＆伊丹スーパーフェニックスのキャプテンの吉野さんに案内されてコートをのぞいて見た。弾むボール、軋む車椅子、そしてスピード。すべてが格上の風景であった。　チームのメンバーの顔から笑顔が消えた。「こんな人達と試合するの～？」「す、助っ人おるからなんとかなるんとちゃう？」ふと目を向けるとMo-jahが大会役員に挨拶してる。「ああ・もう帰れんわ・・・（＾＾；）」　しかし、その数時間後のNETRIDERZの善戦ぶりを誰が予想したであろうか？・・・大阪市選抜チームの試合前、余裕のよっちゃんの Mo-jahと左からNETRIDERZマネージャーの藤本さん荻野さん、大阪市国体チームコーチの今村さん→
	10:00開始の大阪市VS尼崎の試合を観戦。善戦空しく敗退しメンバーの不安は最高潮！　11:30からの対戦相手は吉野さんをキャプテンに擁する地元伊丹スーパーフェニックス。「お！メンバーに外人おるで」「あんなん反則ちゃうの？」親友のゴンザレス(誰や？それ)がおったら良かったと思いつつ、３人の助っ人とMo-jah、安原さんで試合開始！最初は相手のスピードについて行くのがやっとであったが、効率よくメンバー交代を重ね、傍らで応援していただいた野崎先生が審判の気づかないファールを的確に指摘しはじめて伊丹チームの機動力に陰りが見えた。ここぞチャンス！とNETRIDERZの猛反撃。　スタッフと控え選手の歓声と罵声が飛び交う中、全後半30分の試合が終わった。なんと12－14の惜敗。次の試合への確かな手応えを感じた瞬間であった。
お昼のお弁当も早々に午後からの敗者戦へ。「負けたけどたった１ゴール差やん」「午後の試合相手はどこやろ？大阪市の助っ人いてはるけど、ぼくらも頑張ろな！」そこに大阪市チームのマネージャーの荻野さん・・「あの～午後からの敗者戦の相手、大阪市チームになったんです・・」「え゛・・・」奈落の谷に突き落とされたライオンの子供の気持ち・・しかし会場に来ていた菅居さん達が急きょ助っ人で参加してくれてほとんどNETRIDERZメンバーで試合に臨みました。
	しかし、天は我らを見放さず・・なんとMo-jahが当日、現地でゲットした佐伯君(中１)が大活躍！！さらに広澤さんも絶好調！！練君、好ディフェンス！！パタリロ大声で相手を撹乱！！　さらに遅れて登場の高橋先生が老体にムチ打っての熱血プレーに最初は１ゴール出来れば・・との弱気も吹っ飛びみるみる点差を詰めてあと１ゴール半に迫ったその時に無情にも試合終了のホイッスル・・・
得点は25－22。いつも長居や舞州で好プレーを見せつけられている大阪市チームを相手に公式戦２試合目のNETRIDERZのメンバーが車椅子を降りた。　課題が残った。パスワークをもっと練習しないと・・闘志が芽生えた。もっと巧くなりたい・・・メンバーの顔は汗と笑顔でクシャクシャだった。一時はどうなる事かと心配した表情の微塵もなかった。中には「次はどこの試合？」とうそぶく人もいる始末。　Mo-jahは当日取材に来ていたケーブルテレビの取材に熱い思いを語り、閉会式で成績発表、トロフィー授与そして各チームの活躍選手表彰でやはりMo-jahが選ばれ「第12回伊丹親善車いすバスケットボール大会」が無事に幕を閉じた。
	とまあ、怒涛のNETRIDERZの１日が終わろうとしている。誰もが想像しなかったであろう・・こんなに早く公式試合をやろうとは？・・こんなに障害者・健常者が一緒になって行なうスポーツが面白いなんて・・　色々な人達に助けていただいた。自分達の練習時間を割いて面倒を見てくれた大阪市チームの皆さん。車椅子の調達などのお世話をしていただいたアクセスの方々、高橋先生、野崎先生、マネージャーの藤本さん荻野さん、大阪市国体チームコーチの今村さんそしてチームの気運を引っ張るMo-jahさんをしっかりサポートしてくれた栄子さん、恵美子さんの事もお忘れなく！（＾－＾）これにてNETRIDERZ奮戦記　一巻のおわり　（patariro）